今日は『ペンチ』を考える
こんにちは サブローです
昨日はプライヤをやったので、
挟むつながりで今日は『ペンチ』を調べてみようかと。
ペンチとは・・・
先端同士がかみ合う構造のふたつの金属性ステーを軸で固定し、自由に開閉できる構造をした工具である。
単純にものを掴むのもそうだが、
刃先の平らな部分で銅線や釘を曲げる・挟む・引っ張る・ねじる
などの作業が可能。
刃口の奥には切れ刃が付いているため切断も可能。
語源は英語で挟む(pinch ぴんち)がペンチに聞こえたからと言う説。
英語表記はpliers(プライヤ)これは昨日も書いた内容。
もしくはcutting pliers(カッティングプライヤ)である。
一般的なのはこれ
電気工事の現場においては「電工ペンチ」とも呼ばれる。
英語ではLineman's pliers(ラインマンズプライヤ)
架線工事用プライヤの意味合い。
日本でのプライヤ(コンビネーションプライヤ)は軸部分が可動して大きなものも挟めるのに対して、ペンチは固定型である。
先端が細いもので「ラジオペンチ」も存在する。
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細かいところの作業に最適。
元々は電気工作用に用いられた工具。
昭和のラジオ全盛期に登場し、ラジオのに使われる事が多かったため「ラジオペンチ」と言う名前になった様だ。
通称ラジペン
この様に、何に使うのか・どこで使うのかによって、
必要なペンチは変わってくる。
作業に関わる上で、こんなのあったらいいなぁ
的な発想から色々と生み出されていったのであろう。
先人の知恵と知識、経験に感謝。
ちなみにこんなのもあった
ネジザウルスだ。
ネジがなめてしまってドライバーが噛まず外せない・・・!
なんて時にかなり重宝する。
ネジを挟めばビックリするくらいスッとネジが抜けるのだ。
発明とはなんともすばらしい。
そんな感じで。
ここまでは挟むをテーマにお送りしてきた。
本当に色々な種類があって勉強になるばかりだ。
それでは今回はここまで
また次回お会いしましょう
ワンワン!