サブローの技術者への道

一人前の技術者を目指す物語。たまにサッカーの話もします。

『クリーンパイプ』を学ぶ

こんにちは サブローです

 

配管絡みで今日はクリーンパイプについて

主に液剤などを流すパイプだが、クリーンパイプは通常のパイプとは違い、

「純水及び超純水用パイプ」となっている。

 

ちなみに純水とは、

不純物を含まないもしくはほとんど含まない水のことである。

一般的な水道水に含まれる不純物といえば、

カルシウム・炭酸ガスなどの塩類

殺菌のために使われる塩素の残留塩素

その他、酸素ガス・窒素ガス・微生物の残骸など

が含まれる。

これらの中で主に塩類と残留塩素がほとんど除去されたものが、

純水にあたる(精製水もこれにあたる)

 超純水はこれに加え更に不純物を除去したものと思ってもらっていい。

 

単純に水道水を使用してしまうと含まれている不純物の働きにより、

品質のばらつき

化学的性質の不安定化

特に化学工業や機械工業の機器の洗浄に使用する場合においては、

微量の不純物が洗浄対象物に残ってしまう

洗剤(界面活性剤など)の働きを妨げる

水垢が生じる

など様々な障害が生じてしまうのである。

 

ちなみに余談ではあるが、

「純水」と言うからにはちょっとおいしそう・身体によさそう

と思うかもしれないが、まったくの逆である。

飲んだことはないが、身体には良くないので飲んではいけないとの情報は出ている。

 

さて、話が純水に傾いてしまったが、

この純水を流すのが「クリーンパイプ」と言うことになる。

 

もちろんの事ながら、サイズも色々とある。

「呼び径」での表記が一般的だ。

この呼び径がちょっとまた複雑で。

そのまま内径や外径に直結する表記ではないのである。

更にはA呼称・B呼称と二通りの呼び方も存在している。

A呼称=mm B呼称=インチ

と言った感じだろうか。

 

一例でいくと

A呼称25の場合 B呼称は1インチ となるのだが、

実際の外径は34mm

1インチは25.4mmなので直結していない。

 

なので、主にA呼称の単位で、

10のパイプ・13のパイプ・16のパイプ

と覚えてしまうのが早そうだし、そういう世界なのだろう。

 参考なまでに。

クリーンパイプではないが、

上記品には「25」の表記があるので、

呼び径A呼称で25のパイプということになる。

 

こういったパイプを使用して、

実際に純水の通るルートを確立させるていくのだが、

もちろん繋ぐ場所は直線の場所だけではない。

 

曲がったり、上がったり、下がったり、

最適なルートを導き出し繋げなければならない。

必ずそういう場面に直面する。

 

そんな時使うのが「継手」である。

 

このままの流れで書いていきたいところだが、

ここから更に書いていくとかなりの長文になるであろうと判断したため、

今日はこの辺にしておこうと思う。

次回はこの継手の部分から、

色々な種類のものも交えつつ再開していくつもりである。

 

そんな感じで・・・

 

それでは今回はここまで

また次回お会いしましょう

ワンワン!

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