サブローの技術者への道

一人前の技術者を目指す物語。たまにサッカーの話もします。

『メジャー』『スケール』『コンベックス』って何が違う?

こんにちは サブローです

 

何かの長さを測りたい時、

メジャーを使うことが良くあると思う。

恐らく「メジャー」で通用するだろうが、

色々な呼び方が流通しているのも確かだ。

そこで、今回はこれらの違いを学びたいと思う。

 

メジャーとは・・・

目盛りが振られた帯を用いて長さを測定する道具の総称 である。

「巻尺」「コンベックス」「スケール」等、呼称はタイプによって様々だ。

タイプ・・・?

やはりそれぞれ違うということなのか・・・!

 

まずは「メジャー」

柔らかいビニール製の巻尺。金具の先端より測る。

鋼鉄製・布製が存在している。

これが鋼鉄製

タジマ Gロック-19 5.5m 19mm幅 メートル目盛 GL19-55BL

タジマ Gロック-19 5.5m 19mm幅 メートル目盛 GL19-55BL

 

 よく見るやつだ。

 

そしてこれが布製

 身体のサイズを測る時によく登場するだろうか。

 

ちなみにこれが巻尺

ぬ、と言うことは布製のメジャーと巻尺は同じものと言うことになるだろうか。

 

続いてはコンベックスについて

「コンベックス」は工作用に使用される巻尺である。

英語の「Convex」は凸面を意味していて、

この測定器は英語では

「Steel Tape(すちーるてーぷ)」もしくは「Tape Rule(てーぷるーる)」

と呼ぶ。

計測部は薄い金属性で断面が湾曲したテープが用いられている。

鋼鉄巻尺の中で「コンベックスルール」というものに分類される。

これがコンベックスだ。

タジマ Gロック-19 5.5m 19mm幅 メートル目盛 GL19-55BL

タジマ Gロック-19 5.5m 19mm幅 メートル目盛 GL19-55BL

 

 ・・・?

いや、これは最初に「メジャー」の例で出した画像と同じものでは・・・?

 

そう。紛れも無く同じものだ。

 

じゃあ「スケール」はどうだろうか?

スケールとは・・・

メジャーの別名。基本的にはメジャーとおなじもの。

由来は製図の際に使用する「三角スケール」から来ている。

シンワ測定 三角スケール 土地家屋調査士用 A-15 JIS 15cm 74969

シンワ測定 三角スケール 土地家屋調査士用 A-15 JIS 15cm 74969

 

 これね。

 よく使用される建築現場などを中心とした世界で、定規や巻尺のことを「スケール」

と呼ぶようになったと考えられている。

 故に、建築士や職人の中では「スケール」と呼ぶ方が多いらしい。

 

 

つまりここでまとめてみよう・・・。

ここまで挙げてきた画像の品物全部・・・(三角スケール以外ね)

『メジャー』

なのである・・・!

 

職人さんなどの間では『スケール』と呼ぶ方が多い。

鋼鉄製のものは『コンベックス』(よく見るやつね)

柔らかいものを見たら『巻尺』でいいだろう。

 

しかし最終的にはすべて『メジャー』で通用する。

といった結論に至った次第だ。

 

呼び方はまぁ時と場合とかにもよるのだろうか。

その現場、その場にいる人など環境に合わせてもいいだろう。

しかしこの理由と言うか根本を知ってるか知らないかでは結構違うと思うがいかがだろうか。

 

A:スケール持ってきて!

B:スケールは見当たりませんがメジャーならあります!

A:・・・

 

なんて会話には至らないはずだ。

恥ずかしい思いをしなくても済むだろう。

 

 そんな感じで今回は、違う呼び名だが同じもの

について紐解いてみた。

 

それでは今回はここまで

また次回お会いしましょう

ワンワン!

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