サブローの技術者への道

一人前の技術者を目指す物語。たまにサッカーの話もします。

『定規』にも色々ある

こんにちは サブローです

 

本日取り上げるのは「定規」

日常の中に溶け込む慣れ親しんだアレ。

シンワ測定 直尺 ステン 15cm JIS1級 赤数字入 14001

シンワ測定 直尺 ステン 15cm JIS1級 赤数字入 14001

 

 いわゆるこういうやつだ。「ものさし」とも言うかもしれない。

しかし、今日お話しするのはこれではない。

 「L型の定規」についてだ。

 

早速調べてみたのだが、

まず名称からつまずいてしまった。

L型の定規で検索してももちろん出てくるのだが、正式には

『指矩(さしがね)』であった。

もちろん「差金」と書いたほうが一般的かもしれない。なので以後は差金で。

 

差金とは・・・

真鍮などの金属製、対象物の長さや直角を測ったり勾配を出したりするのに使われる。

L字型をしており、両辺にと内側にも目盛りが付いている。

現在サブローが使っているものはcm表記ではなくmm表記のもの。

シンワ測定 厚手広幅 シルバー 30cm 10421

シンワ測定 厚手広幅 シルバー 30cm 10421

 

 おおよそこんな感じである。

曲尺(かねじゃく)」とも呼ぶ。

庶民の味方ウィキペディアによると、

表記されている数値から円周等を求める事も出来るようだが、

平方根・円周率・三角関数などの文字が並ぶため、

またお話しする機会があればその時にしようと思う。。。

 

そもそも「さしがね」とは、

表に出ずに他人をそそのかして何かさせることの意。

誰々のさしがねか・・・!なんてセリフも聞いたことあるかもしれない。

実は芝居で使う小道具の一種で、竿の先に針金を付け蝶や鼠などを舞台の裏から動かすもののことであり、 そこから転じた用法の様だ。

また、大工の親方が指示を出すのに「差金」を使って人や物を指していたから。

なんて説もあるらしい。

ものごとの名称と言うのは不思議と面白いものだ。

 

そんなこんなで書いてきたが、

やはりmm単位での正確性が求められる現場では普通の定規では役不足と言うことである。

現場でなくても家で何か作りたいなと思ったときには、ひとつあると便利かもしれない。

測るのが好きな人にもおすすめだ。そんな人はいないかもしれないが・・・

 

本日もまたひとつ勉強になった1日であった。

 

それでは今回はここまで

また次回お会いしましょう

ワンワン!

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