『プライヤ』を考える

こんにちは　サブローです。

本日は『プライヤ』について

これを書き始めるまでは「プライヤー」だと思っていたが、

正式には『プライヤ』だ。

もっと言うと「コンビネーションプライヤ」が正式名称。

ペンチよりも開口範囲が大きいためジョイント部分がスライド構造になっている。

通常のペンチより挟めるものの範囲が大きいため、自動車の工具に用いられることが多い様だ。

ちなみに英米では挟み込む工具全般をプライヤ（Pliers）と呼ぶ。

日本で一般的なプライヤは「Slip joint combination pliers」となる。

このコンビネーションは日本語で複合機能の意があり、

物を先端で挟む・あごの中央部でつかむ・結合軸付近で切断する

この3つの機能があることから来ている。

その他にもラジオペンチなどもPliersの一種として分類される。

ちなみに日本で一般的なプライヤは

トネ(TONE) コンビネーションプライヤ CP-200 全長205mm

 これだろうか。

いわゆるコンビネーションプライヤというやつだ。

ちなみに、プライヤにも色々と種類があるらしい。

★「シンノーズプライヤ」

　くわえ部を薄くしたもの。狭い場所でも使える。

IPS(アイピーエス) シンノーズプライヤ ローレットタイプ TH-200

★「ロングノーズプライヤ」

　先端部分を長くしたもの。結合部は固定式となる。

GREATTOOL ロングノーズプライヤ 280mm GTLP‐280S

★「ウォーターポンププライヤ」

　水道管やガス管など、狭い場所での作業に使う。

IPS ウォーターポンププライヤ 250mm WP-250F

 ★ロボグリップ

　これは予め挟むもののサイズに合わせておかなければならないウォーターポンププライヤに、柄を握るだけで自動的に軸の設定と挟む作業が連続して出来る機能が付いた優れものだ。爆発的に売れたらしい。

MARVEL(マーベル) 作業工具 ロボグリップ JRG-170

 ★ロッキングプライヤ

　ハンドルを握るだけでロックし、そのまま物をくわえた状態で固定される。

　強く握り締めている必要が無く、手を離しても大丈夫。こちらも優れものだ。

KTC(ケーテーシー) ロッキングプライヤーロングノーズ (ワイヤーカッタ付) 100LN

この他にもまだあるようだが、ここまでにしておこうと思う。

 確かに見たことあるなぁなんてのもいくつかあるが、

プライヤひとつ取っても調べるとここまで種類があるとは驚きだ。

どうやら工具紹介のブログの様になってきているが、

日々触れることになるかもしれないものをしっかりと理解しておくことはとても重要だと考えている。

知らない一面も見ることが出来るし、個人的な確認の意を込めて書いているがいつか誰かの役に立てばなんてことも考えたりしている。

それでは今回はここまで

また次回お会いしましょう。

ワンワン！