サブローの技術者への道

一人前の技術者を目指す物語。たまにサッカーの話もします。

おサルじゃなくて『モンキー』です

こんにちは サブローです

 

本日は『モンキー』について

もちろんおサルの話ではない。

モンキー・パンチ様 ご冥福をお祈りいたします。

これは素直な気持ちだがこれもまた違う。

 

いわゆる工具における『モンキー』である。

これはモンキーレンチのことを指している。

 

モンキーレンチとは・・・

ボルトをつかむ部分の幅をウォームギヤによって自由に変えられるレンチの一種。

1本で複数サイズのボルトに適応できるが、ギア機構のためどうしても固定が難しく、

タツキが発生しボルトを痛めやすい。

正式名称は「アジャスタブルレンチ」

KENOH モンキーレンチ 300mm

KENOH モンキーレンチ 300mm

 

 こんな感じ。

 

ちなみにモンキースパナと呼ぶ事もある様だ。

スパナ(spanner)※イギリス英語

レンチ(wrench)※アメリカ英語

いずれも締め付けに使用する工具という意は同じ。

先端が開放されたものがスパナ

それ以外がレンチ

と言うすみわけの様だがはっきりとはしていない。

 

名前の由来だが色々と諸説ある様だ。

チャールズ・モンキーさんが発明したから

モン・キーという人物が原案を出したから

開口部分全体がサルの頭の形に似ているから

 

色々ある中で最も信憑性の高いのは、

1800年代、工場の天井近くに張り巡らされた配管工事現場において、

若い作業員たちが油まみれになって天井付近での作業を行う姿から「グリスモンキー」と呼ばれていた。

この彼らが愛用していたレンチということより、モンキーレンチと呼ばれるようになった説。

こう調べていくと名前の由来の話は本当におもしろい。

 

1本で様々なサイズに適応できる反面、先にも記述したとおりしっかりと固定できずガタツキが発生する可能性があるため、ボルトやナットを痛める可能性がある。

仮締め程度の作業では許容範囲なのだが・・・

正確さが求められるプロの作業者の間では使わない傾向となっている。

 

熟練の作業者ならば適性サイズをすぐに判別できるのに対し、

サイズを変えられるモンキーレンチは言わば初心者用といったところか。

良くも悪くも、やはり工具それぞれにしっかり特徴があり、

生かすも殺すも使用者次第だと言うことだ。

 

参考までに、

これがスパナ

 モンキーレンチとは違い、サイズは固定である。

 

スパナキーホルダー G-011

スパナキーホルダー G-011

 

こんなのもあるのね・・・

なんか工具と言うよりファッション感覚なのだろうか・・・

 

それでは今回はここまで

また次回お会いしましょう

ワンワン! 

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